お金を借りたり、預けたり、投資をしたりするときに利回りや金利、利子、利息などの言い回しがあります。これ違いわかりますか??整理してみましょう。
なんとなく違いわかりますでしょうか(笑)
ポイントとして貸した側・借りた側で言葉が変わっているのですが、実質の意味は変わりないです。
利回りと金利は貸した側目線なら利回り、借りた側目線なら金利になります。なおこれらは一般に1年あたりでの計算になりますが場合によっては貸している(借りている)期間全体での計算になっていることがありますので、確認が必要です。
また、利息と利子も貸した側なら利息、借りた側なら利子となります。
例えば100万円を金利年10%で借りたとした場合、利子として100万×10%=10万円を1年間に追加で支払う必要があります。
逆に投資で利回り年10%の投資案件に100万円で投資した場合には、利息として100万×10%=10万円を1年間で追加で手に入れることができます。
現実には貸し借りする間に手数料などの経費がかかるため利回り10%とはいってもそこから経費等を引かれて実質は利回り8%程度になったり、金利10%で返済しても手数料追加すると金利12%程度の負担になったりすることがありますので注意が必要です。
また、金利10%程度のことはお金を借りる際によくみますが(例えばクレジットカードローン)、利回り10%の投資案件はめったにありません。ここに注意が必要です。これについては次回お話します。