支出管理

収入増よりも支出減を

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収入増よりも支出減を

「お金がない・・・。そうだもっとバイトをしよう!残業をしよう!」そう思う人は多いはず。僕も実際そうでした(笑)。

時間を犠牲にしてバイトを増やしたり、残業をやって。疲れたから・仕事が多くてイライラしているからとご褒美とおいしもの買ったり、食べに行ったり…。蓋を開けてみたらあれっ?お金あんまりたまっていない。皆さん経験したことがあると思います。

確かに収入を上げるのは大事なことであり、若い時は体力がありますから余裕があるならやってもよいと思います。しかし、稼いだからといって高い買い物をしてしまってはお金なんてたまりません。ましてや、稼げば稼ぐほど日本の税制上より多くの税金がとられていまいます。

稼ぐほど手取りは減少

これは所得税の税額を示したもの。ご存じな方も多いでしょう累進課税制度です。(課税制度については別記事で)消費税とは異なり富裕層ほど税率が高くなるようになっています。ここに住民税(10%)や社会保険料等が追加されますから年収330万超えるとそれ以上の稼ぎに対して手取りはせいぜい7割弱。900万を超えると5割いけば十分のレベルです。もっと言うと(というよりほとんどいないでしょうが)年収1800万以上だとそれ以上の稼ぎ分は半分以上が税金です。悲しい…

稼ぐ=年収アップとうのは聞こえがいいし達成感もありますが、実態としてはその半分近くが税金であり実質換算すると意外と手元に残っていないんです。これで、ご褒美にと高い買い物や食事をしたらもはやなんのために働いていたか(笑)(国のために働いたようなもん)

節約の効果

では支出減はどうでしょうか。

例えば、毎日買っているお茶のペットボトルを水筒にすることで、150円*30日=4500円の節約になります。4500円と聞くと割に合わないと感じますが、その分稼ごうとしたら6000-9000円程度は稼がないといけません。つまり、物を買うのをやめることでその価格の1.5-2倍程度稼いだようなものなのです。これって見方を変えるとものすごく効率のいい稼ぎなんです。

でも節約ときくと「けち臭い」「みじめ」とネガティブなイメージがあると思います。何人かの方は節約を想像したときに一部のテレビ番組や周囲にみかけるけちけちおばちゃんを想像したかもしれません(笑)。確かに彼ら(彼女ら)のよううに部屋の修理をしないで放置したり、服を何年も使いまわしたり、セールに駆け込んでおばちゃんらとバトルしたり、会社においてあるお菓子をこっそりたくさん持ち帰ったりするのは嫌ですよね…(僕もいやです(笑))

もちろん節約できるに越したことはないですが大事なことは無理をしない範囲で、かつ現実的なことからやるのです。

無理のない節約とは

無理のない節約とはどんなことか。先ほどのようにお茶をペットボトルから水筒にするのも簡単な節約ですがこれだけでは微々たるものです。

まず大事なことは今なにが無駄なのかを見つけることです!

普段職場では何が問題になっているか問題提起をみつけていたと思います。医者の方なら、患者ごとにプロブレムリストを作成していたと思います。

節約でもまずは何が問題点(無駄な支出)になっているか見つけることが大事になります。そのために、家計簿をつけることが第一歩になります。

家計簿作成について

家計簿ってのび太のママがノートに書いて「今月も赤字だわ~↓↓」ってやつですか?

あんなの、僕もやりたくないです。めんどくさい(笑)。

今はアプリを使っていくのがおすすめです。

最近のアプリではレシート撮影で読み込みもできますし、口座やクレジットカードとリンクさせることで今のお金のやりとりを随時把握することができますよ!

クレジットカードだと生の現金を使わないからでどれだけ使ったか、何を買いすぎたがよくわからず無駄遣いの要因になっていますが、これを使うことでわざわざクレジットカード会社のサイトに行き詳細を確認しなくても大まかな使用状況を把握できることになります。また口座引き落としのものも把握が容易になるため、水道やガス・電気料金といった口座引き落としで(ブラックボックス化された)分かりにくい料金についても把握できます。

また、過去のデータ推移をもとに特に何が多く使われたかもわかりますので、これをもとに自分の使い過ぎ(無駄遣い)がよくわかりますよ!

次回記事にはおすすめアプリを紹介していきます。

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