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Wealth navi=自動積み立て投資(ロボアドバイザー)は医師で多忙な人にこそ価値がある。

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Wealth navi=自動積み立て投資(ロボアドバイザー)は医師で多忙な人にこそ価値がある。

最近、投資の話としていろんなものがでていますが結局何がいいのかよくわからないと思います。

前回の記事で述べた株式やFXの自動売買は最初に一定額投資すれば後は基本的に考える必要がないため忙しい医師にとって便利なツールであるとお話ししました。一方でこの自動売買では逆方向に大きくぶれた場合大きな損失リスクがあるため十分な余裕資金が絶対条件になります。

では、忙しくてあんまり時間かけたくないけどそんな大金がない人・リスクを取りたくない人はどうしたらいいでしょうか。

今回、そんな忙しいけどすぐに大金が用意できない人たちにWealth naviといった自動積立投資(ロボアドバイザー)を進めたいと思います。

自動積み立て投資(ロボアドバイザー)とは メリットとは

自動積み立て投資とは毎月一定額を株式や債券などの投資に回していき、それをコツコツ積み立てていくことで長期的に大金を動かしていく投資方法です。今回お話するのはその中でも具体的に何に投資したらよいかをロボット(AI)によって全自動に決定・投資するロボアドバイザーと呼ばれるものです。

通常自分で投資を始めようとした際に、証券会社決定→商品選定→投資金額の決定をそれぞれの商品(株や投資信託等)に行う必要があり、その配分や利益が出た後の再投資について細かく考えておく必要があります。具体的には下記のような順番に行います。

  1. 証券会社の決定
  2. 投資対象の資産配分を決定する
  3. 投資信託の商品を選定する
  4. 証券会社等へ入金する
  5. 投資商品を発注する
  6. 分配金の再投資、償還後の新規投資等を検討する
  7. 投資目的や目標に応じてにポートフォリオを修正する(リバランス等)を行う

めんどくさいかとは思いますが、投資においてどこにどれくらい投資するかは1番といっていいほど大事なところであり、投資について知識があまりない医師ら一般人には判断が難しいところです。実際、どこに投資したらよいかわからず諦めるorどこか1つか2つに全額投資していることが多いと思います。また、始めたらそのまま放置してしまい、途中で修正を行わないため思った以上の成績がでないこともよくある話です。

このロボアドバイザーでは日本株をはじめ・米国株や新興国株・債権や不動産・金といったあらゆる分野に対してその時の情勢・本人の希望に応じて自動的に配分投資してくれます。また、目標や現時点での情勢に応じて自動で修正を行っていき最適なプランに修正することができるため利益を最大化することになります。

ポイント

投資に対する知識や経験がない人でも始められる
自分で投資対象商品を選ばなくていい
時間がなくても運用することができる
AIが運用することから無知な自分よりも客観的かつ的確な判断が得られる

ロボアドバイザーデメリットは

一見するとお金を入れるだけで勝手にやってくれる自動投資は魅力的にみえるかと思います。ただ、この投資にも弱点があります。それは手数料です

一番大手といわれるWealth naviでは手数料として原則年1%とることになっています。他のロボアドバイザーでも条件によって多少変わりますが大まかには同程度の手数料がかかります。

1%って全然大したことないようにみえますが、地味に負担が大きいです。通常、投資での利回りは4%あれば十分といれており、その中で1%取られるのは痛いです。もちろん、自分で投資信託や株を売買する際に手数料がかかりますが年換算でみれば1%よりは小さいものになります。

また、この手法は積み立てNISAとの併用ができません。そのため、積み立てNISAのような利益を非課税にすることはできないため引き下ろすときに20%程度の税金がとられてしまいます。ただ、これは通常の投資を行ったときも同程度の税金がとられますためすでに積み立てNISAを別にやっている人からみればそれほどデメリットではないでしょう。

あと、これはデメリットというべきか疑問なところではありますが、一発逆転はありません。

投資において一般にハイリスクハイリターン=一つの株や投資信託に全額投資であり、ローリスクローリターン=複数の株式や投資信託に分散投資といわれています。複数に分散することで1つあたりの利益は小さくなりますが、どこかが不調でも別のどこかが好調であれば補うことができるため安定的な投資を行うことができます。

このロボアドバイザーでは複数に自動で投資されるため基本的にローリスクローリターンの運用になります。また、自分で動かすことはほとんどないためギャンブル性を求める人からみればつまらないかもしれません(笑)。

一応、ロボアドバイザーの中でもリスク許容度を設定できるため、その中でも比較的ハイリスクハイリターンにするかよりローリスクローリターンにするか選択することができます。

  • ポイント

    • 手数料がやや割高
    • 積み立てNISAとの併用不可
    • ローリスクローリターンな運用設定が多い

どのロボアドバイザーがいいの

ロボアドバイザーの数は多くあります。

ただ、お金を扱うものとなりますため安心できる企業が大前提となります。そのため

  • 企業がしっかりしていること
  • 実際に運用してきた実績がある

この2つは必須になります。そのうえでおススメできるのは

Wealth navi、ロボアド、楽ラップの3つです。実際にはこれよりも多くの企業がやっていますが(ワンコイン投資、Line投資等)リスクを最小限にする上でもある程度の実績と規模があるものではこの3つになります。

Wealth navi

wealthnavi-top

人気度で選ぶなら「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。

預かり資産残高と運用者人数がロボアドバイザーでNo.1です。僕もこれをやっています。

2016年7月にサービスを開始、2020年2月13日時点で28万人以上が利用しており、総預かり資産は2,300億円以上(2020年3月3日時点)と他のロボアドバイザーと比較しても圧倒的な規模を誇っているが特徴です。

運用する金融商品は米国上場ETFに加え、株式(米国・日本・欧州・新興国)や債券(米国、物価連動債)、金、不動産などを投資対象とするETF等、幅広いのも特徴です。

運用は簡単で、最初始めるときには6つの質問に答えることで、どれくらいリスクをとるか5段階の中から選ばれ、あとはAIによって自動に投資先が決められます。ちなみに運用成績(ドル建て)(2016年1月から2020年8月)では以下の通りとされています。

リスク許容度 1:累計リターン +22.4%
リスク許容度 5:累計リターン +35.2%
※リスク許容度は数値が上がるほどハイリスク・ハイリターンの運用になります。

正直、金額や始めるタイミングによって収益はかわりますのであくまで参考値です。

また、多くのロボアドバイザーが持つポートフォリオ(投資配分)の自動構築機能や金融商品の自動リバランス機能に加え、自動積立機能や、ウェルスナビ独自の税金自動最適化(DeTAX)機能も搭載しているのが魅力です。

このDeTAXとはその年の税金負担を先延ばしにして、税金を少なくする機能です。具体的には税金の支払いを先送りにして今年の税負担を軽減する。さらに翌年以降の税負担を今年中に相殺して軽減することです。それによって塩漬けになった株式(株価が下がった株式をそのまま保有しつづけること。損失を確定できずそのまま株式を持ち続ける状態)を減らしより収益を上げる形にするだけでなく、税負担を最小限にすることで無駄なく利益を得ることができます。(ロボアドバイザーでの税負担は収益に対して20.315%の税金がかかる)

長期・分散・積立投資が効率よく自動化できる環境がしっかり整っているので、キャンペーンなどの理由抜きにロボアドバイザー選ぶのであれば、とりあえずウェルスナビを選んでおけば大きな失敗はないでしょう。

手数料は1%が原則ですが、積立投資額が50万以上だと翌年以降0.01%減額、200万以上だと0.02%減額され最大0.1減額=手数料0.9%になります。また預かり資産は3000万超えた分は0.5%と半額になります。

ちなみに最低投資金額は10万からですがこれは医師の人からみれば無視していいでしょう。

  • ポイント

    • 預かり資産残高と運用者人数がロボアドバイザーでNo.1=企業規模が大きく、信頼性が高い
    • 最初に6つの質問に答えるだけで簡単に運用先が決まる。
    • DeTAXとよばれる節税対策機能つき
    • 0.9%~1%の手数料

THEO(テオ)+ docomo

これはタイトル通りまさにドコモユーザーならありです(笑)。

まずはなんといっても投資しながらdポイントを貯めることができることです。

具体的には、投資している金額の0.12%(年間)がポイントとしてもらえますし、もしドコモ回線を利用している場合にはさらに1.5倍のポイントがもらえます。

例)100万投資して年間1800ポイント。

dポイントは1円単位で使えることが多いので、100万投資すると他のサービスと比べて1800円分得をすることになります。

また、取り扱うETFは最大30種類以上と、他のロボアドバイザーと比較しても圧倒的なバリエーションを誇るのが特徴です。また、投資する人の年齢に応じても投資先を自動で選んでくれます。

こちらも投資開始時に5つの質問に答えることで、リスク別に3段階に分けられます。

運用成績
(2016年3月から2020年8月) リスク低:年率リターン +1.22% リスク高:年率リターン +5.71%

こちらは5年でのトータルではなく年率でのリターンです。あくまで参考値と考えてください。

THEOの手数料は原則1%ですが、預かり資産が3000万超えた分については0.5%と半額になります。また、条件は厳しいですが下記の条件を満たすことで最大35%OFFになります。

  • 毎月積立投資をしていること
  • 出金をしていないこと
  • 対象期間内、dカードGOLDを契約している
  • dカードGOLDで毎月おつり積立をしている

THEOは、Wealth naviと同様に「THEO Tax Optimizer(テオ タックス オプティマイザー)」といった節税対策機能があります。

こちらも、「税金の支払いを先送りにして今年の税負担を軽減する。さらに翌年以降の税負担を今年中に相殺して軽減する。」ことを自動的に行ってくれます。しかし、これはTHEOが2000円以上の軽減効果があると判断した場合のみです。

大体のシステムは他とも似ていますが、やはりドコモユーザー・特にdカードGOLDを持っている方であれば他に比べて有意なロボアドバイザーといえるでしょう。

  • ポイント

    • docomoと連携したロボアドバイザー→docomoポイントがたまる
    • 投資対象とするETF等が他と比べて圧倒的に幅広い
    • THEO Tax Optimizerとよばれる節税対策機能つき
    • 0.65%(dカードGOLDの方限定)~1%の手数料

楽ラップ

楽ラップは楽天証券が提供するロボアドバイザーです。

楽ラップの特徴は、リスク回避のための下落ショック軽減機能(TVT機能)を搭載している点です。具体的には株式市場の値動きが激しくなった場合に、ポートフォリオの株式の割合を減らし債券の割合を増やすことで、株価下落による損失の緩和が期待できるものです。ただし、下落後に株価が急上昇した場合は、上昇分の利益を取り損なう可能性あります。

このシステムはハイリスクハイリターンを嫌う人には良いシステムかと思います。ただ、ハイリスクハイリターンを好む人には好ましくないものですので、下落ショック軽減機能は運用コースにより付帯しないことも可能です。

運用する金融商品は国内投資信託のみで海外ETFは取り扱っていません。株式(国内・先進国・新興国)や債券(国内・先進国・新興国)、REIT(国内・先進国)などを投資対象とするインデックスファンドを主に扱っています。

ETF使えないとまずいの?などと思う人がいるかもしれません。現状ではこのETFが使える・使えないの差はほとんどなく、投資信託で十分対応可能ですので無視してもいいでしょう。

手数料は、固定報酬型と成功報酬併用型の2コースから選択できます

少しややこしいのですが、固定報酬型は運用資産に応じて一定率の投資顧問料(0.165%税抜)や運用管理手数料(0.248%税抜)等を支払うものとなっています。資産額は1000万以下は0.5%(税抜)、そこからは資産額に応じて減額され1億以上なら0.35%(税抜)になります。

もし資産が1000万以下の場合は下記のようになります。

1000万以下の預かり資産(0.5%)+投資顧問料(0.165%)+運用管理手数料(0.248%)=0.96% (税抜年率)

これは他のロボアドバイザーに比べても割安になり、低資産であってもお得になります。また、1億以上では0.81%までさがるため資産を多くもつ医師にとって魅力的といえます。

成功報酬型は一定率の固定報酬に加え、運用益に応じた成功報酬を支払います。固定報酬部分は成功報酬型の方が低いため、運用益が少ない場合、運用コストが低くなることがあります。

楽ラップによると2%以上の運用益が出る場合には固定報酬型のほうがお得といえます。もともと、運用益をだすことが目的であること・基本的には4%の運用益を目指して運用されるため当ブログとしては固定報酬がおススメです。

このロボアドバイザーは楽天証券から利用できるのも魅力的です。他のものは一から新規で申し込みがいるため面倒ですが、楽天証券利用しているユーザーは簡単に利用手続きすることができます。また楽天ポイントも貯めれるため、楽天ユーザーならポイントをさらに獲得できるでしょう。

運用成績は、2016年7月から2020年8月時点で下記のようになっています。

リスク低:累計リターン +15.09% リスク高:累計リターン +43.75%

こちらのほうは楽天ユーザーであればポイントがたまるし、利用手続きが簡単になるため導入ハードルが低くなるといえるでしょう。また、リスク回避のための下落ショック軽減機能(TVT機能)がついているためより安全に資産運用するなら十分検討されます。手数料も少額投資でも1%切っており最安で始められます。

  • ポイント

    • 楽天ポイント貯めれる
    • 楽天証券を利用して始められる
    • 手数料が少額でも1%未満と割安
    • リスク回避のための下落ショック軽減機能(TVT機能)がついている

結局どれがいいの?

結局どれがいいのか。悩む方も多くいると思います。

が、結局のところどれも似たり寄ったりです(笑)

ちなみにペンギンDrはWealth naviにしています。楽天ユーザーなので楽ラップと悩みましたが、預かり資産残高と運用者人数で一番規模が大きくお金を預けて運用するのであれば一番信用できると判断しました。ただ、今となっては他のものも十分実績がでてきていますため、他のものでも十分だと思います。

すくなくともどのロボアドバイザーも長期でみた成績ではプラスになっているため、預金でただただ預けるくらいでしたら投資への入門としてこれらを始めたほうがよいでしょう。そこで慣れてきた・自分でやりたいという方は自分で組んでみてもよいでしょう(そちらのほうが手数料が割安になります)。

 

 

 

 

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