こんにちは!ペンギンDrです!
皆さんが本業とは別に稼ぐことを考えた時に、まず考えるのが株式・FX投資かと思います。
ただ、株式運用やFX運用をただ闇雲にやっていては儲けることはかなり難しいです。
根本的に専業でやっているトレーダーと比べて私たちの場合あくまでオマケでの運用になりますので、短期的には稼げるかもしれませんが長期的には振り回されて損することがほとんどです。
かくいう僕もFXをトライしていましたが100万近く損失をだしてしまいました。損失の理由として買いときを間違えたとか、損切りを嫌いすぎたといった理由もありますが、大抵一番損失を出したときは日中の勤務中か深夜の就寝時です。
日中は仕事がありますし、夜間は疲れて寝てしまいます。こういった投資関係はアメリカが日中で活動が活発になる(日本時間では)深夜に大きく動きます。
最初はそういったことを恐れてできる限り起きていましたがやはり限界があり、早めに寝てしまったときに大きく動いてしまい損をしてしまうことが何度かありました。勿論、自分の運のなさ・浅はかな考えも一因ですが、プロではない以上24時間変動するものを副業としてトライしていくのは非常に負担が大きくハイリスクな投資といえます。
医師の投資方法
ではどういった投資ならいいのでしょうか。一番のポイントは日中の本業業務に影響しないことです。
私たちが副業として投資関係のことができるのは帰宅して就寝するまでの1時間程度か、昼休み等の仕事の合間くらいです。この短時間では瞬時の判断は困難であり、デイトレードのような1日に何回も取引を行うのは困難です。
そこで医師がやる投資は長期での保有・売買=長期投資になるでしょう。
これは別ブログでも掲載した投資のリスク・リターン評価です。ここでいうハイリスクハイリターンの代表格といえば株式投資となり、ミドルリスクミドルリターンといえば不動産、ローリスクローリターンといえば投資信託、債券、定期預金などがあります
一般に投資といえば株式やFXを考える方が多いですがいきなり初心者がやるのはお勧めしません。やるとしたら超大手企業の株(トヨタ自動車や三菱商事等)を長期保有するくらいでしょう。超大手企業なら株価が急上昇しませんが、急降下・倒産しにくいためです。
不動産はミドルリスクミドルリターンであり自分が精通している・知識豊富でなければお勧めしません。株式と違って買ってしまったら簡単に手放せない(流動性が低い)ため、万が一失敗したときにとりかえしがつきにくいです。特に初心者には不向きといえます。
長期投資のおススメ
同期等と話をすると大半が「今すぐお金が欲しい。」「長期なんて待ってられない。」そんな声が大半です。
非常にもったいない!
長期投資をすることで2つのメリットがあり、これが非常に大事です。
ポイント
- 収益が安定する
- 複利の力が活きる
収益が安定する
これはアメリカ株式投資(1950-2019年)の投資期間と年平均リターンをまとめたものです。(JPモルガン Guide to the markets US 2Q 2020より)1年という短期的なものではハイリスクハイリターンなものとなり、47%と1.5倍になることもあれば-39% と2/3以上に資産が減る可能性があります。ただ、長期的にみれば10年たてばほぼマイナスになることはなく20年たてば確実にプラスになることがわかります。
このように長期的にみれば損することなく安定的な収益を期待することができます。(もちろん、ベンチャー企業や中国・インドといったよくわからないところへ投資しなければ…)
複利の力
もう一つのメリットとして複利の力があります。
例えば定期預金は単利となるため、年利5%として100万円運用したとき毎年5万円定期的に入るだけです。一方で投資信託や株式は複利となるため同じ100万を年利5%で複利運用した場合、翌年は105万の5%なので5.25万円の収益、さらに翌年は110.25万円の5%となるため5.51万円の収益とどんどん増えていき、30年後には20.58万円と初期の5万に比べて4倍以上もの収益が手に入ることができます。
長期投資ではこの2つが使えるため非常に有力な方法です。特に医師の場合若い時から高収入が手に入りますので(一方でその後は上がりにくい問題点もありますが)、そのとき余ったお金を飲み会などに使うのではなく早い段階で投資をしておくことが大事です。
ローリスクローリターン投資のおススメは投資信託
ローリスクローリターン投資をおススメするといいましたが、かといって全く儲からなければ意味がありません。
例えば定期預金で10年国債を買ったとしても年利0.02%です。これでしたら保有して10年ロックがかかる定期預金にしないで、自由に使える現金でもっていたほうが効果的です。また、定期預金は単利となるため複利の力がないのも痛いです。
やはり許容できるギリギリのリスクを負いつつも利益をだしていくのが確実です。
そこで一番おススメされるのが投資信託です。
投資信託でプロにお任せ
投資信託は一言でいうと「たくさんの投資家から集めたお金を一つの大きな資金として、代わりに投資運用する商品」です。要は投資のそれぞれの専門家(投資信託の商品)にお金を預けて資産運用してもらうわけです。
初心者におススメな理由
- プロに任せるだけで簡単に運用
- 透明性が高い=価格が毎日公表されて成績がわかりやすい
- 少額投資から可能=株のように何万もの資金が不要。100円からでも
- 分散投資でのリスク分散=複数に分散されて投資されるためローリスク
通常リスク分散をするとなるといくつかの株を分散して購入する必要ですが、トヨタなどの大企業になると100株もつだけでも何十万もの大金が必要であり、分散投資を始めるだけでも100万近くの資金が必要になります。(大半で100株から購入になります。)
一方で投資信託では他の人からも資金を集めるため5万や10万といった少額投資でも複数に分散投資してくれます。また、アメリカやヨーロッパといった海外への投資も自分では難しいですが(特に税金関係はめんどくさい)、投資信託では代行で行ってくれるため簡単に投資することができます。
一方で投資信託にはデメリットがあります。
- 運用手数料がかかる=自分で株や債券を買うより割高
- 元本保証ではない
- 投資信託にもいいものと悪いものがある=見極めが必要
やはり、自分で株や債券を買うのと違い手数料が追加で発生するためその分運用成績が落ちます。また、投資信託の商品すべてがいいわけではありません。それこそ何百もの商品がありますが、全く儲からないものもあります。ここを見極めないといけません
なお、以前お話ししたようなロボアドバイザーも似たようなものですが、こちらは数ある投資信託から選ぶ作業も自動にするものです。こちらのほうがより自動で安心ですがより手数料がかさみます。ド・初心者ならこちらのほうがよいですが、慣れてきたら投資信託のほうが手数料と難易度とのバランスを考えるとおススメです!
ほんとに初めての人ならまずはロボアドバイザーがおすすめです。こちらは別ブログに詳細記載してますので参考にしてください。
Wealth navi=自動積み立て投資(ロボアドバイザー)は医師で多忙な人にこそ価値がある。
できるだけ収益をあげたい・少し慣れた方であれば投資信託をまずはしてみましょう。
ではどんな投資信託がいいかは次回また報告します!