こんにちは!ペンギンDrです!
投資信託といっても数多くあってどれがいいかわからない!そう思っている人は多いのではないでしょうか。
実際にSBI証券や楽天証券といった大手証券会社をみると数多くありどれがいいかわからないと思います。そして大半の方がランキング1位、2位をとりあえず買うでしょう。実際、人気がある=収益があるわけで大きく外れはしないです(笑)。ただ、なぜこれが人気なのか・収益が上がるのかわかって投資するのと分からないで投資するのでは資産分散の仕方に違いがでるため長期的な収益に差がつくことになります。
今回、どういった投資信託がいいのかお話していきます。
投資信託ならインデックスファンド一択
まず投資には大きく2種類に分かれます。
- インデックスファンド=指数に連動するファンド
- アクティブファンド=指数に勝とうとするファンド
指数とは「取引所全体」や「特定の銘柄群」の値動きを表すもので、例えば「日経平均」の指数に連動した投資信託であれば日経平均株価に連動した価格変動となります。
この指数となるものは多くあり、日経平均以外にもナスダックやダウ平均といった海外の株式であったり、先進国株式・債券といった複数国の平均値に沿ったものもあります。
インデックスファンドは非常にわかりやすく、また単純な仕組みであるため手数料も低めに設定されています。(0.25%~1%程度)
一方でアクティブファンドはこの指数に勝とうとプロの人たちが予想を立てて上がりそうな株や債券を買っていくことになります。こちらは人の手がかかるため手数料が割高になります(1%~2%程度)
では、ここでアクティブファンドがどれくらいインデックスファンドに勝っているかというと10~30%程度しかないです。
割高な手数料を払うのに、3割弱しか上回れないとなると投資する価値が低いですよね。なので、ここではインデックスファンド一択でおすすめします。
30代までなら株式多め、40代以降から債権比率をあげましょう
インデックスファンドにも大きく3つに分かれます。
- 株式だけに投資するファンド(ハイリスクハイリターン)
- 債券だけに投資するファンド(ローリスクローリターン)
上記2つを組み合わせたファンド
問題になるのがどの配分でいくかです。
一般に±2SD(95%の確率での変動)で株式・債券は1年間に下記の幅で変動するといわれます。
株式インデックス:-40%~+60%
債券インデックス:-20%~+30%
株式のほうが収益期待は大きいですが失敗すると半減近くまで減ります。正直どれくらいリスクをとるかはその人次第になるため答えはないです。
医師という特徴を考えると
ポイント
- 結婚
- 子供がいる
- 年齢が高い
- 奥さん(旦那さん)が専業主婦(夫)
- 直近で開業予定
これらが当てはまる人ほど債券有意のほうがいいでしょう。逆に当てはまらない人(未婚の研修医・専攻医等)は株式有意でよく特に20代では資金も大きくないため株式100%も一考です。
一般に子供が中・高校・大学となると教育費がかさむため(特に私立となると)、リスクを減らしたほうが無難です。おおよそ40歳前後が一つの境目になると思ってください。
購入はドルコスト平均法で
ここでもう一つ問題になることがあります。いつ買うかです。
よく言われるのが安い時に買って高い時に売る。当たり前ですね。ただ、今の価格が安いのか高いのかは僕ら素人には見極めが非常に難しいです。高いと思って買わなかったらその後どんどん上がることがありますし、逆にこれ以上下がらないと買ったらその後もどんどん下落することだってあります。
そこでおすすめする投資としてドルコスト平均法があります。
この方法はシンプルで毎月一定金額ずつ購入するやり方です。例えば100万円分投資するとしたときに、まとめて投資するのではなく毎月5万とか10万ずつに分散して投資する方法です。
株を一極集中に投資するのを避けるために投資信託で複数に分散投資することをすすめましたが、これも同じような形です。
こちらは時間を分散させることで、高値つかみによるリスクを最小限にすることができます。もちろん、逆に安値でまとめて購入するわけではないため大勝ちはできませんが購入タイミングについて考える必要がない上に、安定した収益を稼げるのがメリットです。
こういった投資は政府も後押ししています。
- 積み立てNISA
- iDECO
これらは毎月定期的に投資信託に投資することで収益を上げ、その収益を非課税にしたり先送りにできるためこれを機にはじめてみてもいいでしょう。
買うなら米国株式か全世界株式
では具体的に何を買えばよいでしょうか
おすすめはS&P500に連動したインデックスファンドです。
これは、アメリカで時価総額の大きい主要500社の株価を基に算出される株価指数をもとに連動されたファンドです。
日経株価はここ数年ようやく高値になりましたが、それでもここ30年での推移はほぼ横ばい~下落です。一方でアメリカ株はその間に9倍にもの増加しています。
これをみるといかに国内の株に投資するよりアメリカに投資したほうがよいかわかると思います。
もちろん、ドル建てになりますので為替コスト(リスク)もありますが短期的な円高円安による変動以上に利益差が大きいのでこの部分はあまり気にしないほうがよいでしょう。
また、人口も日本と違い移民によって増加傾向がつづいているため、人口減少する日本と違い経済発展する可能性が高くそういった将来性でも投資する価値があると思います。
ただ、アメリカ(米国)株式だけだとアメリカにトラブルがあったときに大損害を被る可能性がありますので、やや手数料は上がりますが全世界株式へ一部分散しておくのはリスク回避の上で一考になります。
オススメ投資
ちなみにおススメとなる具体的なインデックスは以下の4つです。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
まずはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は先ほど述べたS&P500に連動したものです。
次の楽天・全米株式インデックス・ファンドは代表500社だけでなく中小企業も含めた全部のアメリカ株式を示した指標に連動するものです。こちらのほうがベンチャー企業等への投資もできますが、トータルのリスク・リターンはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とほぼ同じなので後は好みです(笑)。(メインとなる株はS&P500と同一になるため)
そこから安定さを求めるならeMAXIS Slim 全世界株式→eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)となります。最後のは日本株・先進国株・新興国株・先進国債券・新興国債券・国内不動産・海外不動産の8つに均等に分散します。株以外にも投資するためよりローリスクローリターンな運用となります。
こちらは日本が25%程度入りローリスクローリターンな運用になるため20代30代といった若い人たちは8資産均等型への投資を無理に行う必要はないと思います。
まずはMAXIS Slim 米国株式(S&P500)or楽天・全米株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim 全世界株式を2大柱に初めてみるのがいいでしょう。
ポイント
ベースはMAXIS Slim 米国株式(S&P500)or楽天・全米株式インデックス・ファンドとeMAXIS Slim 全世界株式
安定さをもとめるならeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)も追加で